5分に1度の割合で起こっている侵入窃盗犯罪。これに他の犯罪を累積すると、今この瞬間にも日本のどこかで、何かしらの犯罪が起こっているということになる。何とも落ち着かない時代になったものだ。
この不景気で、窃盗犯が盗む品物も変わってきている。俗に言う「金目の物」だけではない。最近は、食料品からティッシュなどの消耗品まで、生活品すべてが対象らしい。家には盗むものはないわー、などと言っていると、とんでもない目に遭いかねない。
ホームセキュリティという造語も一般化し、オートロックのマンションも当たり前になりつつある。しかし、オートロックにも盲点があり、素知らぬ顔で誰かと一緒に入ってしまえば、逆にドロボーさんにとっては、非常に仕事がしやすい環境というデータもある。
最近の凶悪犯罪で、町中にある監視カメラが犯人逮捕の一躍を担う事があるが、便利になればなるほど、セキュリティなる防御を、家の中でも外でもしなければならない時代にもなっている。何とも嘆かわしい事態だ。
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