構想別カテゴリ

分類別カテゴリ

お問い合わせ

一般財団法人
国づくり人づくり財団
【総本部】
730-0016  
広島市中区幟町5-1
広喜ビル4F
地図はこちら  
【東日本本部】
100-0014
東京都千代田区
永田町2-9-8-602
地図はこちら

(フリーダイヤル)

0120-229-321

Email info@kunidukuri-hitodukuri.jp

個人情報について


9つの立国構想

CMF地球運動提唱者 木原秀成




聖徳太子と祀祭政
この礎を創造したのは聖徳太子だ。太子は、神道(祭)儒教(政)に加えて、土地や豪族の神に支配されない共通信仰として仏教(祀)を導入し、神・儒・仏を統合させた。

そして、豪族達の中心に合議制としての天皇をおき、中央集権国家の確立をめざし、官僚制度平等化の冠位十二階と、国家統治の十七条の憲法を制定。

十七条の憲法はまた、ムスヒの精神から生命(祀)・自然(祭)・社会(政)の3つの秩序を調和させる三位一体を目指したのである。

聖徳太子はそれを「和を以って貴しと為し」と表現した。

日本文明・文化には、聖徳太子が行った宗教を中心とした行政改革を始めとして、政治・教育・経営・家庭・職場・地域社会などに「祀祭政の精神」が根付いていたのだ。

7世紀に制定された十七条の憲法は廃止された形跡がない。今もって日本社会に根付いているという人もいる。聖徳太子は今から千年以上も前に、日本で最初の行政改革を断行し、祀祭政日本の礎を作ったのだ。

残念ながら明治維新・戦後を経て、その精神が崩壊しつつあるのが、現代の日本社会である。

日本一心 祀祭政への回帰
下に挙げた祀祭政のマツリゴトは、日本人なら誰もが知っている行事だ。これらの行事にも、かつては「祀祭政の精神」が根付いていた。現代は、形だけやタダのイベントになっている行事が増えてきた。

もしも、あなたが「生命・自然・社会の調和」の心で、これらの行事を執り行っていたら、素晴らしいことだ。

現代社会の様々な問題を突き詰めていくと、生命(祀)自然(祭)社会(政)の調和を取り戻すことが、いかに重要であるかわかるはずだ。