今、日本も世界も大動乱の渦中にあります。有史以来、古今東西その時代に生きている人々は、立場は違ってもそれぞれ精一杯、その時代を生き抜いてきたのではないでしょうか。
生命が海中で生まれ、やがて陸上に上がり気の遠くなるような時間をかけて人類へと進化し、これまた有史以来かつてない豊かな地球社会を創り上げてきました。
しかし、今、その副作用が地球上の万物万象に危機的な状況をもたらしつつあり、破滅か継承(創造)かの選択を迫られています。
それはあたかも、風船に例えると、長い長い時間をかけながら少しずつ少しずつ、もうこれ以上膨らませたらパンクする、ぎりぎりのところまでになっている状態にそっくりです。
誰がこのようなことになろうと予測できたでしょうか?
それにもかかわらず、経済という空気入れ装置が、政治をも呑み込んで、もっと大きくもっと大きく膨らまそうとしているのです。これ以上続けたら風船はパンクしてしまいます。
母親の胎内にいる赤ちゃんを元気に産み出して、すっきりさせるように、今以上に「ないもの探し」で成長をのぞんで風船を膨らませるのではなく、風船の中身を取捨選択し、「あるもの生かし」で活性化して壊れないようにすることなのです。
今、日本丸の舵取りも、パンク寸前の風船と同じで全方向五里霧中にあり、船長ひとりに任せていては、いつ沈没するや、危機的な状況にあります。
もう、ほっとけない!
全国民が千手千眼観世音菩薩様になって、舵取りをして守らなければならないのです。
だからこそ、今年の第9回夢・地球交響博を、幕末維新胎動の地・山口県萩市で開催することにしました。
是非とも、日本を愛する皆様方、とくに女性・若者の参加を熱望するものであります。