私は、運命創造学を先に学んだ父のその後の生き方をみて、入学を決めました。カリキュラムを受講するまでの私は、どちらかというと人に流されて、漠然と付き合っていた気がします。話している時も、相手とただ同じ空間にいて、ただ相槌を打っていただけのような、何か引っかかる部分が常にあったのです。 人に嫌なことを言われると、瞬時に怒りや憎しみがわいてくるのでした。
しかし、本科ⅠⅡ(自己発見・修正・改革編)で教えていただいた行の2回目を越えたある日、そんな自分に情けなくなってきて、腹立たしいやら、何やら、不思議な気持ちになってきて、涙がぽろぽろと流れてきました。
そして、お世話になった人たちが頭に浮かんできたり、不思議!それから、何かがふっきれたように、怒りや憎しみがわいてこなくなりました。
また、体調の悪い母親の横で行をすることで、母のおかげで今の自分はあるのだと実感することも出来ました。(それまでは、こんな人は私の母親ではないと否定し続けてきました。ただ、怒りだけでした。自分ではどうにもならないと諦めていました。) だからこそ、他人をも同胞的に思えるようになり、素直に話せるようになりました。 また、生き方の指針があるので、心の動揺が無くなってきました。
運命創造学に出会うまでは、自分の思うがままに生きてきました。 しかし、その生き方そのものが自分自身を苦しめていることも自覚していました。
どうしたら、どのように生きれば、人に良い影響を与えることが出来るのだろうか?
笑顔、ポジティブシンキング・・・・等プラス的なことは頭でわかってはいるが、心がどうしてもついてこない。どうしたら良いのだろう。また悩む。 良いことがあっても、ひとたび嫌なことがあるとそのことばかりに心が囚われてしまう。
同じことを繰り返していたのです。
しかし、受講することで、宇宙のリズムを知ることができ、宇宙のリズム(自然のリズム)に沿った生き方をしていくことで、人に何を施していけば良いのかが明解になりました。ふてくされる事無く、平穏な心を保ち日々過ごしています。
私は今年地元の熊本大学を卒業し、広島の国づくり人づくり財団・総本部に勤務させていただいております。 将来の夢は、政治関係の仕事につくことです。 今まで全く関心のなかった政治だったのですが、運命創造学を学んでから興味を持てるようになりました。
大学四年生の時は、1日も欠かさず三社の新聞の政治欄を読むほど好きになりました。今でも、週刊誌の政治欄の記事を毎朝10分くらい読んでから出社しています。そうすると、頭がスッキリし、今日の仕事の段取りが整理できるからです。
始業時間より1時間早く出社し、職場で購読している2社の新聞の一面を毎朝チェックすることが私の今の活力源になっています。学生時代、生き方の羅針盤となる運命創造学に出会えたことは、私にとって非常にありがたいものです。
学んだことを知識として止めるに終わらず、実践することによって、必ず自分自身が変化することができる運命創造学を、混迷する現代社会に飛び立とうとする学生、そして同じ社会人としてがんばっている同世代の若者に伝えていきたいと思います。