
運が良いとか悪いとかいうことは何を持って運が良いというのでしょうか?
その一つはあなたにとって思うようにならないことが多いと感じるからではないでしょうか。
世の中には自分の思うように物事がスイスイと運べたり特殊な才能を思う存分発揮して有名になっている人がいるものです。
では、その人達がただ努力もなくまた運が良いと言い切れるのか? というと当事者からしてみれば決してそうではないかもしれません。
そういえば、先日体操の世界選手権(ロンドン)で20歳の内村航平選手が初参加で初優勝しました。日本人では至上4人目で最年少の快挙です。
2005年には31年ぶりに男子個人総合で冨田洋之選手が優勝していますが今の男子体操の選手は無意識でも美しい形ができるように訓練をしているそうです。
凄いですよね!
しかし、決して自分の納得のいくものがいつもいつもできるわけではなくそれこそ自分には運がないのかと何度も何度も迷い苦しむくらい練習を重ねても結果のでない時があるに違いありません。
この度、優勝した内村選手も優勝した実感はなく、次の課題が見えてきたとコメントしています
しかし、うまくいかないということは必ず何かの原因があるに違いありません。
実は、そこに運の良し悪しを決める秘訣の一つが隠されているのです。
単純に言うならば運良く想いどおりにするためには運を悪くしている原因がわかればよいということになりますね?
では、それは何か・・・
思うようにならないことの中に『あなたを運良くする要素が含まれている』ということです。
先ほどの体操など能力の面でも同じでなのですが例えば、鉄棒の手を放つタイミングや力を入れる方向などできないことの裏側にはその技術ができるようになる「研究材料」が沢山含まれています。
運命・未来を想いどおりにするための「研究材料」は日常の中に宝の山のように含まれているのです。
ただ、その要素に気がつくための方法は文字では伝えられないことが残念でなりません。