苦手なことを克服する大きなヒント。それは「誰かの為に」ということがあります。
今、私たちの周りで当たり前になっていることは「自分が楽しければ」や「好きなことをすれば」というどちらかというと安易な考え方です。
たぶん、無意識にそうなっている人も多いのではないかと思います。
例えば、好きな人とドライブに行きたい・・・また、母親が突然倒れて車がなければ生活に困る・・・といったことになれば苦痛を越える先の楽しみや誰かの役に立つために結構、人は頑張れるものなのです。自分の為であれば、別に途中であきらめてもできなかった・・、仕方ない・・で終わるだけなのです。これでは克服とこどか、挫折を積み重ねることになるだけです。
ところで、ちょっと話は横道にそれますが、
自分の性格はおいそれとは変えることができませんね。テレビの人気者の人を見て、明日から私もこんな人に変身しよう!とすんなり変えられるものであれば、誰も苦労はしません。
自分の周りを見ていると「この人、こんなところを変えるともっと伸びるのに」とか「本人は悪気はないのに、どうしてこう間が悪いんだろう」と感じる人があなたのまわりにもいませんか?
ところで、あなた自身はどうですか?
自分の好きなところ嫌いなところと周りから客観的に見て好感が持てるところと直した方がいいところは必ずしも同じとはいえないかもしれません。
人は、誰もがそうであるように自分で自分自身をコントロールすることさえできないそれが、悲しいかな人間なのです。
つまり、苦手なことを克服するということは 車の運転のように
①繰り返し練習(訓練)することと
②それが人の為であれば克服しやすい
ということなのです。
次からは、もう少し深く進めていき自分の力ではどうしようもできない「運」の世界のお話に入りましょう。
(つづく)