共尊・共生・共育の人づくりをしよう
産業革命以来、欧米支配型文明をベースにしてきた現代社会は、お金を儲けるためなら生命を犠牲にし、自然も社会も調和せず、経済も家庭も精神もボロボロという満身創痍の状態だ。
混迷する日本社会も、さらに先行き不透明感を増している。天災などは別にしても、忘れてならない事は、このような事態を突き詰めると、すべては「人」が作り出し引き起こしてきたということだ。
こんな時代だからこそ、取り戻さなければならないことがある。それが、個人・家族・企業が連携してオールウィンの関係を作り直す教育を行うことだ。
◆あらゆる生命を畏敬し共尊(祀)する教育
◆自然を畏敬し共生(祭)する教育
◆物ごとの成り立ちを大切にし共育(政)する社会心の教育
その鍵は、日本が古来から大切にしてきた「修身」にある。共尊・共生・共育の要素が融和されれば、今ばらばらになっている個人・家族・企業の関係も、全体が向上する相乗効果を生み出すことができる。
その重要ポイントは「動機づけ」にある。そしてこれこそが、日本人がより日本人らしい生き方を取り戻し、強い絆で元気な日本復活の礎となるに違いない。