LRAを受講することによって、今までの自分の人生を振り返ることができ、自分がいかに漠然と生きてきたかがわかり、これまでを振り返って無駄な経験というものは何一つなかったと思いますが、無駄な時間の使い方というのは多々あったなと思います。
受講後、足の手術をして半年間入院をした実母が退院をし、いすとベットでの生活となったため、週に3日は、食事の支度や身の回りの世話や家の清掃などに出向きます。今まで、時間を有効に使う、段取りよくものごとを進めるなどといったことは考えたことのなかった私でしたが、時間の大切さを常に意識するようになり、生活パターンが変わってきたと実感しています。 私は、午前7時から11時30分まで働いていますが、昼から人と会う約束をした場合、移動ルートの工夫をしたり、時間とガソリン代を節約したり、食事を作る時間も実家か自宅の1回に済ませ、持ちまわしをするなど工夫しています。 毎日充実して忙しくされている方にとっては、こんなことは当たり前のことかもしれませんが、私にとってはとても新鮮な毎日です。
受講中、最後のレッスン10「旅路の障害を越えて」の第二の障害を聞いた時、少し前の自分そのもので、耳をふさぎたくなるようでした。
それは、「三日坊主」というものです。一つ決めたことでも、自分のためだけであればついつい放り投げてしまいそうになります。しかし、私一人のためだけではないと思うとそうもいきません。今、LRAの指導者である山内先生の経営されている会社でスタッフとして働かせていただいておりますが、私が伝えた仕事仲間にもおなじように育っていただきたいという想いがある限り、この三日坊主という障害を乗り越えていけると思います。
原点を忘れずにこれからも縁ある人を喜ばせていきながら、成長していきます。