9つの立国構想

CMF対談


   夢対談 時代の曲がり角


金で買えないまっとうなもの
木原

本日は、大変お忙しい中、このような対談の場をいただき、本当にありがとうございます。


高橋

私も先日初めてお会いした後、この出会い、これはどういうことか、どういったお役にたてるのかと考えまして。

国づくり人づくり財団でされていることは、要するに社会運動ということですね。

そして、木原理事長はすでにまっとうな事をされていらっしゃる。

だから、「まっとうなもので文句あるか」でずっといかないといけない。

そこに経済活動を認められているわけですから、これをくっつければいいと。

「金で買えないもの」はすでにおやりになっている、これがすごいですね。

この価値がわかると、「人」「カネ」「もの」は集まってくると私は思っています。

私も実は以前から提唱してきたもので、「ヒューマニケーション」というものがあります。

ヒューマニケーションは人のつながり、木原先生が提唱される「むすひ」に通じる。

宇宙を動かすものです。


木原

ありがとうございます。そのように言っていただいて心強い限りです。

私は、色々あって四十歳で無一文になりました。

その時に弘法大師空海様との不思議な結縁をいただき、このような社会運動を徒手空拳でスタートしたわけですが、このままではこの国はだめになる、なんとかしなければいかんという思いで、頑張っております。

高橋先生のご著書はすべて拝読しておりますが、昭和天皇の国師 三上照夫先生のことを書かれた『天皇奇譚』など、その内容には非常に驚きを覚えるのと同時に、これまで三十年以上に亘って研究してまいりましたことが、シンクロし、更に確信を得ました。


高橋

私もここへ来て開口一番申し上げましたが、運命というものを感じますよ。

実は、木原理事長に出逢って私自身も変化しているんですよ。

何か上の方からね、「何ぼんやりしているんだ」と言われているようなね。

では何をやるかとなると、日本人の心の真髄に入っているようなものでないと、「銀座で売ってます」というようなものではいけないわけです。

例えば、私自身がライフワークにしている「零戦」のような。


木原

財団では、靖国神社で発行されている『英霊の言乃葉』(神社社頭に掲げられた英霊の遺書や遺稿などを編集したもの)を、鎮魂の思いを込めて毎月読み合わせをしていて、非常にご縁を感じます。

財団は、自ら貧乏くじを引いていると思われるようなことをずっと続けてきました。

それでも誰かがこの国を「どげんかせんといかん」という、只その一念なんです。




高橋五郎