9つの立国構想

CMF地球運動提唱者 木原秀成




時代が大転換している。常識を非常識に、非常識を常識に!
新しい何かを発見するためには、意識変革がそのカギを握っている!
モノづくりの国 日本
3月に起こった東日本大震災は、世界のあらゆる状況を一網打尽ともいえるくらい、大きく変化させてしまった。

世界的な金融危機の打撃の暗い影は、この地震によって淘汰されてしまった。そのくらい影響は大きかった。

国内の産業は東北を中心にして、全国に影響が及び、東北が日本のモノづくりにどれだけ貢献していたかを日本国民は実感した。東日本で生産されていた精密機械の部品などの生産がストップすることで、世界のモノづくりにも影響がでた。

日本が世界との連携によって、どれほど大きな役割を担っていたかということが、改めて証明されることにもなった。

当たり前は本当に当たり前か?
今や携帯電話は一人に一台のアイテムになった。食料品はスーパーやコンビニでいくらでも買える。そんな事は当たり前と思われるか本人は当たり前に使ってきた「電気」がどれほど「当たり前」ではないものだったのかに気がついた。

そこから、いろいろな知恵が生まれたり、古いものの良さを再認識するきっかけも貰った。

エアコンに頼っていた暑さの解消は、ちょっとした工夫で使い方は同じでも、電気料金が大幅カットできる裏技とか、グリーンカーテンで部屋の温度が下げられるだけでなく、植える植物をキュウリやゴーヤなどにすれば、収穫も得られ一石二鳥とか、今、テレビやインターネットで紹介されている。

エコのアイテムとして昭和の団扇や扇風機も注目されている。今や扇風機は、製造される国を選ばなければ、2~3千円程度でも購入できるようになった。

ところが…今、3万円を超える扇風機がヒットしているという。これを作ったのは日本の中小企業だ。普通の扇風機と違いは…
①電力が普通の扇風機の2分の1~7分の1程度(テレビの待機電力位で動く)
②人工的な強い風ではなくそよ風のような心地よい自然に 近い風が10メートル先にも届く

今こそ、当たり前の意識を変革せよ
エコ生活に目覚めたことで、例えば電気料金が3割節約できたとしたら、家族との楽しい外食費に充てられることを知った主婦は、これまでのムダ使いを悔やむだろう。 また、安価が当たり前で低コストにだけ目を向けている商品開発者は、高価な扇風機が売れるという発想にはならないはずだ。

当たり前の枠組みを外れた所には大きなチャンスが原石のように転がっているかもしれないが、当たり前から意識を変えることもなかなか難しいのは事実だ。

しかし、いろいろな面で飽和状態に見える現代は、この当たり前の枠組みを変えられない、狭まった視界の中からでしか、世の中を見られなくなってしまっている。悪く言えばマヒしているのと同じだ。それもかなり重症である。

国づくり人づくり運動を起こすきっかけになったのも、時代の流れに危機感を覚えたからこそ、警鐘を鳴らし続け、賛同者を募ってきた。しかし、なかなか先回りする人が少ないのも事実だ。何かが起こってからの「後の祭り」では遅い。

さらに悪いことに、霊性の低下がめざましい近年においては、気がつかないし感じないことに危機感さえなくなっている。ここにさらなる危機感があるのだ。

例え賛同者が増えなくとも、牛歩の進みであろうとも、この運動を続け警鐘を鳴らし続けていくしかないと腹に決めている。

逆に、「気がついた人が一歩先を歩いている」というのも事実なのである。だからこそ「意識変革」が必要なのだ。